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働き方改革がうざい?
働き方改革の法律が施行されてからもうすぐ2年経ちますが、ネットの意見を見ていると「何も変わっていない、働き方改革どころかむしろうざい」という声をかなり目にしたので人々の不満を調べてみました。良い政策に思えた働き方改革でしたが、実際は不満もかなり多いことがわかりました。
具体的に働き方改革のどこがうざいのか、人々は何に不満を持っているのか、実際にあった意見を基にわかりやすく解説します。
働き方改革が意味ないと言われる大きな5つの理由
働き方改革に対してネガティブな印象を持っている人が多いです。よくある不満の声を5つのに分類して紹介していきます。
①残業がないと仕事が終わらない
これは残業が禁止になり単純に仕事を終わらせる時間が足りなくなったことが原因です。政府は働き方改革の目的や方針は明確に提示していますが、具体的なやり方を企業に丸投げしているので、企業によって改革の度合いに差が出来てしまっています。上手く変化に対応できる会社とできていない会社でかなり現状に差ができています。
花王やトヨタなど成功例もありますが、それらは成果重視の文化を持っていたり変化に対応できる柔軟な企業が多い印象です。上手く対応できていない会社のケアが必要になっています。単純に労働時間を減らすだけで仕事の生産性を向上させるのは難しく、生産性を上げるためにテレワークやデジタルツールの活用など様々な工夫が必要です。変化に対応して新しい取り組みを進んで行える柔軟さが経営陣に求められています。
特に問題なのが、終わらなかった仕事を残業ができないため家に持ち帰って仕事を続けるケースです。長時間労働の是正を目的とする働き方改革の本質と全く離れていますし、プライベートと仕事の境目がなくなり精神的疲労が増える恐れがあります。
②時間は増えたけどお金がない
残業がなくなれば、時間は増えますがその分給料が減ります。これまで残業代を生活の糧にしていた人はかなり苦しいはずです。下の表では業種ごとの月間残業代の平均を示しています。
業種 | 円 |
全体平均 | 20230 |
運輸業 | 40220 |
不動産業 | 17958 |
飲食業 | 12551 |
教育業 | 8662 |
医療福祉 | 6321 |
表を見ると平均して約2万円月に残業で稼いでいたことがわかります。時間があってもお金がないとやれることも少ないですよね。その代わりに副業などで複数の収入源を持つことが理想ですが、副業禁止の企業も多いので課題が残っています。増えた時間を有効に使えるかどうかが大切なポイントです。
③管理職の負担が大きい
働き方改革で一番大変なのが管理職です。働き方改革のおかげで日本の労働平均時間は短くなりましたが、管理職は逆に労働時間が上がっていると考えられています。実は働き方改革のしわ寄せが管理職に集中しています。
残業が発覚すれば企業に罰金が科せられるので、会社としては仕事が終わってなくても社員を帰す必要があります。ですが社員が必ず仕事を終わらせてくれる保証はありません。この場合、終わらなかった仕事を引き継ぐのは管理職です。会社のトップと部下の板挟みに合う管理職の負担はかなり大きくなっています。
④家にいる時間が増える
働き方改革で残業を「禁止」にしているため働きたくても働けない人が出てしまうのも問題です。そのため家に早く帰ることが多くなり、家族に嫌がられている方もいるようです。悲しい話です、、
それに加えて、その増えた時間を自分のスキルアップのために使う人とダラダラ過ごす人とでは将来的な収入もかなり差が出てきます。
⑤何も変化していない職業がある
働き方改革で全く労働環境が変わっていない職業も多くあります。残業を禁止にしたくても顧客に依存している職業はなかなか改革が進んでいません。具体的には日中の業務と書類作成で残業が必要になってしまう教師や新型コロナウイルスで大変な負担のかかった医療業界などが挙げられます。
教員は授業や授業の準備ではなく提出書類の作成に時間を取られてしまう結果、残業時間がかなり多くなっています。
50年後に人口が半分になると予想されている日本に生産性の向上は不可欠です。こういった非効率な従来のやり方を少しずつ改革していく必要があります。
まとめ
なぜ働き方改革がうざいと言われているのか、その理由は理解してもらえましたか?
おさらにしておくと主に5つの意見がありました。
- 残業がないと仕事が終わらない
- 時間は増えたけどお金がない
- 管理職の負担が多い
- 家にいる時間が増えた
- 変化がない職業もある
これから更にこの流れは加速していくと思います。この変化の早い時代に生き残れるのに、周りの環境が変わっても柔軟に対応できる力がますます必要になっていくでしょう。