今回は新卒で入社したばかりなのにもう仕事を辞めたい。でも、そんな簡単に仕事はやめられない。そんな悩みを抱えている皆さんに現在の会社を辞めるか辞めないかもう一度しっかり考えて頂けるよう記事を書いてみました。それでは、見ていきましょう。
新卒で入社したのに辞めるのはもったいない?
せっかく頑張って就活し入社した会社。確かに辞めるのはもったいないような気がしてしまいますが、厚生労働省の発表する「新規学卒者の離職状況」によると新卒入社者の約3~4割は3年以内に、10人に1人は1年以内に退職し新たな道に歩き始めています。
新卒で入社したから同じ会社で必ずしも働き続ける必要はありません。
「とりあえず3年は働くべき」という言葉をよく聞きますが入社して1.2カ月で辞めたいと感じた会社で3年間も働く必要が本当にあるのでしょうか。しかし、退職理由、退職先で何をしたいのかは明確にしてから退職することをお勧めします。
参考:厚生労働省サイト
申し訳なくて言い出せない
自分が辞めることで同僚に迷惑をかけてしまう。お世話になっている先輩がいて辞めると言い出せない。など、人間関係が退職のストッパーになっているケースが多々あります。
少し考えてみてください、迷惑はかけてしまうかもしれませんがこの会社でずっと仕事を辞めずに続けられるのか。辞めると伝えただけでお世話になっている先輩は嫌な気持ちになるのか。お世話になっている先輩ならあなたの背中を押してくれるはずです。
申し訳ないという気持ちで退職の意思を伝えるのが遅くなればなるほど急に退職を言い出して急に辞めたという印象になりかねません。もし、あなたが内定をもらっているのであれば今すぐに退職の意思を伝えましょう。
収入が無くなるのが怖い
転職するのだから転職先がなければ収入は無くて当然です。
収入が無くなるのが怖いのであれば在職中に転職活動を行い内定をもらう必要があります。これなら、貯金がそれほどなくても転職は出来るはずです。しかし、退職後に転職活動を行うのであれば生活費や年金などは貯金から切り崩していくしかありません。退職後1年間かけて転職活動するのであれば毎月の転職活動費と生活費の合計が20万円かかる場合240万円になります。数字で見るとかなりの貯金が必要だということが分かります。
親に心配をかけたくない
親にとって自分の子供はいくつになっても子供なので、どうしても心配してしまうものです。
でも、あなたはもう社会に出た大人。あなたが判断して決めましょう。
もし、自分で決めることが出来ないのであれば親に相談してみることもいいと思います。心配をかけたくないから退職の意思を伝えないという選択はかえって寂しく悲しい気持ちにさせてしまうかもしれません。正直に今の気持ちを伝えましょう。
上司に引き止められる
上司に退職の意思を伝えると「やめないでくれ」「君には期待しているんだ」など引き止められることがあるかもしれません。しかし、その言葉の裏には、辞められるとスケジュールの再調整や後任を探すなど普段の業務とは別に自分の業務が増えるのがめんどうで引き止めている可能性もあります。退職したいのであれば必ず退職するという断固たる決意を持ちましょう。
退職代行まとめ
いかがだったでしょうか?最後に辞められない理由をもう一度載せておくので記事の内容を思い出してみてください。
- 新卒で入社したのに辞めるのはもったいない?
- 申し訳なくて言い出せない
- 収入が無くなるのが怖い
- 親に心配をかけたくない
- 上司に引き止められる
新卒で会社を辞めることは別に悪いことではありません。あなたに合った会社をもう一度探すもよし、現在の会社に残り働くこともよし、この記事を読んで退職についてもう一度しっかり考えていただけたら幸いです。
転職によってあなたの人生がより良いものになることを祈っています。