退職代行のメリット・デメリットを徹底的に説明します。

退職代行 メリット デメリット 解説

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こんにちは。

新型コロナウイルスとの生活、withコロナ生活にも慣れてきた頃でしょうか。それどころではなく、新卒早々「コロナ禍なのに出社させられる」「オンラインばかりで…私はこんな働き方をしたくない!」など働き方に戸惑い、退職も考えている方もいることでしょう。新卒に限らず、これまで退職を考えつつも、なかなか踏み切れなかった方も知るかもしれませんね。いずれにせよ、この記事をご覧になっているということは、あなたに退職願望が少しでもあるということでしょう。そんな方々に向けて今回は、退職代行サービスのメリット・デメリットをわかりやすく解説していこうと思います。この記事を読んだ後に、あなたが退職するのか否かに関わらず、最良の決断に役立つことができれば幸いです。それでは、早速いきましょう!

退職代行サービスのメリット

退職代行 メリット

そもそもこちらの記事によると、退職代行サービスを利用する主な理由としては、以下のような慰留ハラスメントが存在します。

・上司が自宅に押し掛け、退職させないために説得する
・会社とも関わりを持ちたくないので、上司とも退職について話したくない
・上司に辞意を伝えると、暴言が始まる

つまり、これらの悩みを解消できる点が退職代行サービスのメリットと言えるわけです。

①「会社を辞められない」という状況を打開できる

先程挙げたように、会社を人間関係に不安があり退職をなかなか切り出せない例は多くあります。「会社が辞めさせてくれない」、「上司が怖くてなかなか言い出せない」、「上司と話したくもない」など理由は様々あると思いますが、そこで第三者に間に入ってもらうことは非常に大きな役に立つことでしょう。

②社員に一切顔を合わすことなく辞められる

会社を辞めることは決して後ろめたいことではないのですが、中には「他の社員からの目が気まずい」、「上司の顔を見たくない」、「辞めると伝えるのも億劫」など思ってしまう方もいらっしゃるでしょう。そんな方にとっても有難いことに、退職の代行を引き受けれてくれるんですね。しかし、「一切」というのには条件があり、これは後ほどデメリットの部分でお話しします。

③退職手続きにあたってストレスがない

本来の退職手続きであれば、上司に向けて退職の意思表示をした後、退職願を提出し、場合によっては引継ぎを行うこともあります。しかし退職代行サービスであれば、これらの手続きを任せることができるため、退職手続きに費やす労力やストレスを減らすことができます。

④サービスによっては退職後の転職支援も受けられる

数多くある退職代行サービスの中には、転職支援サービスへの斡旋をしているサービスもあります。さらに、退職代行サービスを経由して推奨している人材派遣サービスに登録することで、転職が成功した際に退職代行の金額をキャッシュバックしてくれることもあるそうです。興味ある方は調べてみてはいかがでしょうか。

退職代行のデメリット

退職代行 デメリット

①退職するのに費用がかかる

本来は退職するのに一切費用は掛かりませんが、退職代行サービスであれば、約3万円前後の費用が必要になります。勿論3万円が高いか安かは議論の余地がありますが、このサービスを利用するに値するほどの効果が自分にはあるのかをしっかり見極めなければなりませんね。

②即日退職できないことがある

こちらはメリットの②「社員に一切顔を合わすことなく辞められる」に関わる部分です。というのも、このような場合には条件があるからなのです。法律上、退職意思を伝えてから退職できるまでは、最短2週間と定められています。ですので、この2週間は有給休暇、または欠勤をしない限り通勤しなければなりません。つまり、会社と何の揉め事もなく有給休暇・欠勤を認められた場合にのみ、社員に一切顔を合わせることなく、退職することができるのです。

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会社と揉めた場合はどうするんですか?

仮に会社と揉めてしまった際には、退職代行サービスには有給休暇や欠勤に関して交渉できる場合とできない場合があります。それは弁護士が監修しているか否かで変わってきます。退職代行サービスはあくまで、退職意思を伝えるだけのものですので、会社と交渉する資格を持っていません。弁護士資格のない退職代行会社が交渉してしまうと、非弁行為となり法律に違反してしまいます。ですので、100%即日退職したいのであれば、弁護士監修の退職代行会社に依頼するのが良いでしょう。

③退職後に元上司と良好な関係が保てない

今いる会社の上司や同僚と今後も良い関係を保つのは難しかもしれません。それもそのはずで、顔も合わせず直接挨拶もせずに退職するのですから、当然と言えば当然ですね。しかし、きちんと感謝の気持ちがあれば、その気持ちを伝えることは可能なので、退職代行サービスを利用しているとはいえ、円満退職している例は数多くあります。決して退職代行サービスを利用しているからと言って、上司や同僚と良い関係を継続できないというわけではありません。

④悪質な退職代行サービスが存在する

実は退職代行は10年以上前から存在しており、主に弁護士の仕事でした。しかし2018年以降、一般企業が参入したことにより、一躍名の知れるサービスになったのです。しかしこれと同時に、一般企業が参入したことで、退職に関わる労働法などを明確に把握していない可能性も出てきてしまいました。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。ざっと退職代行のメリット・デメリットをおさらいしましょう。

退職代行のメリット

①「会社を辞められない」という状況を打開できる
②社員に一切顔を合わすことなく辞められる
③退職手続きにあたってストレスがない
④サービスによっては退職後の転職支援も受けられる

退職代行のデメリット

①退職するのに費用がかかる
②即日退職できないことがある
③退職後に元上司と良好な関係が保てない
④悪質な退職代行サービスが存在する

やはりメリットはなかなか退職したくても踏み出せない方を後押ししてくれる点でしょう。全部自分でやらなくていいと思うと、たしかに肩の荷が下りますね。一方でデメリットは、やはりサービス料金や会社及び社員との関係にあります。しっかりと自分で直接挨拶をすべきとされる価値観では退職代行サービスは受け入れがたいものなのかもしれません。

あらゆることにもメリット・デメリットは存在すると思います。退職代行サービスを利用してあなたが「幸せ」になるのであれば是非利用していただきたいですが、意外と「自分で退職意思を言い出してみても平気だった」ということもありますから、それはあなた次第です。この記事があなたの選択の役に立てれば幸いです。